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ドリィは壁に掛けてあった己の剣を僕へ見せたのもつかの間、彼の剣の矛先が僕の左頬を鋭く切りつけた。
頬を伝い流れる血に触れると、懐かしい感覚に襲われそうになる。それをぐっと堪えた。
「雪の人」のグリップを素早く握り、銃弾を彼に向けて放つ。
でも、ドリィは弾より速い動きで、じりじりと僕を壁へ追いやってくる。どうしようか。
「血塊」じゃ歯が立たない。こんな時、こんな場所でなければ、リョクが真っ向から勝負を受けてくれるのに。溜息をつく。すると一本の剣が飛んできた。いや、危ないって。
その剣は、リョクの「業火」ではなくて、どこにでもある平凡な剣。
飛んできた方向には、リョクとユメさんがいて、何か喚いている。ああ、これで戦えってことか。僕は、ドリィの剣を止めた。
「そう来なくては、推古=レキではないですよ」
「そうかな。僕は、いつもこんなカンジなんだけど」
僕は、全神経を剣の矛先へ集中させた。
「私を潰せええええええええええええええっ!!!!!」
ドリィが、叫ぶ中僕はじっと彼を見据えたままでいた。
「やはり、殺せませんか・・・推古=レキ貴方はやは――――・・・!!!?」
ドリィの腹から、キラめくものが見える。
「テメェ、喋りすぎでマジウゼェ」
彼の背後に、紅い瞳を珍しく怒りに満ちさせているリョクがいて、「業火」を勢いよく抜き取った。後ろ向きに倒れたドリィは、腹から多量の血液を流して、口からも血を流している。
彼の動きは、すぐに止まった。以外に弱いもんだね、ラスボスって。
「さよなら、ドリィ」
心臓を突き抜けて床まで向かった銃弾は、ドリィの命を絶った。僕らは、命を取られずに済んだ。と思えた。でも、それを吹き飛ばす声が上がった。
「キャァァァ!!!!蛙と蜘蛛がぁっ!!!」
離れたところにいたはずのユメさんが、悲鳴を上げてリョクへ飛びついた。うわわ、気味の悪い蛙と蜘蛛の大群が、我先にと言わんばかりに僕らへ襲い掛かろうとしているのが分かる。
「・・・・・に、逃げるよ!!」
「おうっ!」
「あ、はいっ!」
後方を爆走する生物達から、全力で逃げる僕らは行き止まりの道に、はまってしまった。
「ど、どうするんだよ」
「どうって・・・」
「お二人とも、壁を押してくださいっ!」
僕とリョクは、ユメさんに言われて、壁を少しだけ残った力で押した。
すると、壁がギィィ・・と音を立てて開いた。そこには、大きな白い犬が二匹君臨していた。でも、彼らは敵ではないらしい。
蛙と蜘蛛が蠢き近づいて来る前に、壁は再び閉じた。向こう側では、何かが動く音が聞こえてくる。
「は、はあ・・・・・・・あははっ」
「何笑ってんだ、レキ」
「だって、久しぶりに恐怖を味わえたから・・・かな」
「あっそ。つかさ、ユメさんマジここに住まない方がいーんじゃねぇの?」
僕が一人で笑っている中、リョクは真剣な眼差しでユメさんに問いかけてる。するとユメさんは、ケロリとした顔で
「ここは、別宅ですから」
「あははははっ。別宅だって、あははっ!!!」
「笑うな、レキィッ!!!!!!!!」
笑うなと言われても、別宅に僕たちを呼んだっていうユメさんの勇気を称えるよ?
「はあ・・・・・さてと、そろそろ行こうかリョク」
笑うのをやっと抑えられた僕は、リョクに言う。
「もう、ですか?」
「もう、です」
僕たちは、『夢追い人』
一つの町に、長井は無用。
「夜なのに、か?」
「夜だから、だよ」
「危険ですよ・・・」
ユメさんは、僕たちを引きとめようとする。でも、そうは行かないよ。
部屋の隅に置いてあった鞄をリョクに渡して、手を引いて屋敷から出た僕たちをユメさんは、心配そうに
「お気をつけて。また、逢える時がありますように・・・」
「ええ、それでは」
「じゃあな~☆」
僕達は、ムルタという町を後にした。

「なあ、ユメさん放っといて良かったのか?」
僕の後ろを歩いているリョクが、不思議がって来た。
「ああ、あの人は大丈夫だよ。僕らで遊んでただけだから。あははっ、てか気づいてなかったの?」
「何ぃっ!!!」
キミってば、どこまで阿呆なの? ユメさんは、壁の先に何があるのか知ってたみたいだし。
それにあの人、確かに予知夢の能力はあるみたいだけど、何か胡散臭い所あったしね。
「じゃあ、聞くけどあの人何歳か分かったのか!!!!!?オレは大体10歳くらいだと思うけど」
ああ、それ誰もが聞きたいだろう事だよね。でも、言っても良いのかな。
「んー・・・・推定20歳って所だね。あれは」
「・・・・何ぃっ!!!」
「いや、マジだって。10歳であんな達者に話せると思う?」
「思わないけど・・・えー・・・減滅ぅ」
残念がってるリョクをよそに、歩いていく僕は、また笑い出した。
だって、面白すぎるよ。幼い顔して二十歳くらいの人が、僕たちを騙してたって事とその事に気づいていないキミが。
「置いてくよー、仁義=リョクさーん」
「行きますよー、推古=レキさーん」
僕らは、また夢を探して旅を続ける。でもその前に、野宿して寝ないといけないことにリョクだけは気づいていない。

【夢追い人 第一話 悪夢を視る者 End】
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コートという、戦いを愛す国へ僕らは入国した。そして何故か早々と捕まった。理由は、全く分からない。本当なら、ゆっくり適当な時間を過ごすつもりだっただけなのにね。この国にとって重罪的罪を犯したらしい僕たちは、頑丈な手錠をされて、牢に投げ込まれた。それも、別々に。
「はあ・・・」
ため息をついた僕は、腰に吊るしたホルスターに入っている「雪の人」を無理にでも取ってみようかと心みたけど、怪しく笑う牢の番人の男に
「へっへっへっ、お前等は博士の材料さっ!!!!」
材料と言われましても。向かい側の牢に入っているリョクは、隅っこの方で何かを企んでいるらしい仕草をしてる。キミも対外怪しいよね・・・。
そうして時間が過ぎる中で、僕らは貧相な食事を貰い、過ぎ行くままの状態で一日を過ごしてしまった。

翌日、番人の男がリョクだけを外へ出した。
「へへっ、お前は使い物になんねえから出してやるよっ!!!」
「ども」
牢の鍵は、番人が持っているからリョクは僕の牢へ近づいて
「外で何か探しとくな」
「ヨロシク」
そうしてリョクは、牢が並んだ薄暗いこの空間から姿を消した。
残された僕は、やっぱりのんびりと過ごしていた。でも、いい加減飽きてくるんだよね。この生活。まだ二日目だけどさ。僕は、番人に声を掛けるため格子に近寄った。
「ねぇねぇ、番人さん」
「ぁん?」
「僕ね、ここから出たいだけど」
「それは出来ねぇさっ!!!」
チッ・・・と心の中で思っておく。
「どーしてぇ?」
瞳を涙で潤ませて、神に祈りを請うかの様なポーズをし、首を右へ傾けた僕は、番人の顔を見つめる。すると番人は何かを感じたのか、鍵をあっさり開けて、僕の手錠の鍵まで外してくれた。ちょろいね、アンタ。
「オ、オレは、べっ、別にアンタ、を・・・・・・・・・・・・・・」
抱きつかれそうになる所を、素早く避けて僕は牢から脱出した。下種的要素を持つ人間ってやんなっちゃうよ。いや、マジで。
ともかく、楽に脱出できた僕を阻むかのようにやってくる男女を投げ飛ばしつつ、外へ出た。そこには、ずっと僕を待っていたという顔を向けてくる品の良い青年が立っていた。
「こんにちわ」
「・・・・・?」
一体誰だろうか、この人は。それにリョクがその人の側近らしき人物に捕まっているのは何故だろうか。取り敢えず返事だけはすべきかと思うけれど、それもこの不敵な笑みを降り注ぐ奴にこの僕からどうして「こんにちは」と返せばいいのだろか。
「ソレ、美味しくないですよ」
「んな事、言ってないで助けるとかしやがれー!!!!!!!!!!」
「はっ、先に牢から出て行ったくせに」
僕が、サラッと酷い事を言うと、捕らえられた身のリョクは、力なくうな垂れている。
「とにかく、その人返して貰えませんか?」
少年の側近へ近づくと、僕の背には44マグナムが突きつけられていた。
ああ、貴方達は僕たちに何かをするつもりなんですか。僕は、腰に吊るした「雪の人」を素早く抜いて、リョクはそれを見て「業火」に手を添えている。
「離さないと、死んじゃいますけど?」
「つーか、殺すし?」
捕まっているのに関わらず、余裕をかましているリョクは、両脇にいる男の鳩尾を強烈な力で殴って、44マグナムを背に突きつけられている僕の腕を引いて助けてくれた。
「いけませんね」
「何がだよ!!!こっちは、こんな所でいる必要性ねぇんだよ!!!!!」
そうそう。バイクとか捕まった所に置きっぱなしだしね。それに、こんな国、居たくもないんだよ。僕は、リョクの背中を軽く一回叩いた。それは、逃げる合図。周りにいる僕らを取り囲む奴等をなぎ払って、バイクへ向かうリョクを追いかけている奴等の息の根を止めるために「雪の人」の銃弾を連続に撃った。その銃弾は、的確に命を絶ち、挨拶を交わしてきた青年を絶句させた。
「僕を怒らせる前に、消えて貰えないですか・・・・?」
「仕方ないですね。日を改めたいと思いますよ。行きますよ、皆さん」
青年が僕の前から立ち去ると、少しの間避難していた民間人が僕の所へ集まってきた。僕は、「雪の人」を腰に吊るしたホルスターに戻して、「スミマセン」と頭を深々と下げて謝ると、返って来た言葉に驚いてしまった。
「いいえっ!!私どもは、貴方の様な方をずっとお待ちしておりました!!!」
僕たち旅人は、この国のことを「戦争を愛している国」と聞いていたから。そこへ、バイクを取ってきたリョクも加わって、話を聞く事になった。そのために、酒場に行く事となった。
酒場のマスターが詳しく教えてくれるから、と言って民間人はそそくさと消えていった。
「で、アンタ等ここに何しに来たっつーんだあ?」
酒場のマスターは、見た目物凄い強面だけど優しそうな人みたい。証拠に、リョクが警戒していないからね。
「僕は『夢追い人 推古=レキ』と言います」
「オレは、同行してる旅人の仁義=リョク♪」
自己紹介を済ませるとマスターは僕の顔をじっくり見て、
「アンタが『夢追い人』か。そんなら狙われても無理ねぇわな」
どういう意味なんだろうか。『夢追い人』は世界中探しても数人しかいない。昔は沢山居たんだけど、殺されたりして数が減った。その職業に就いてるこの僕が狙われる・・・?
「詳しく教えて頂けますか?」
「大歓迎さ。でも、俺んトコ泊まってくれるっつーんならだけどな」
「おっさんトコ、綺麗っ!?」
「ああ、綺麗さ!風呂とトイレは別々だからな!」
「じゃあ、決定だなっ、レキ!!」
「そうだね。というわけでお願いします」
僕達は、マスターの条件に従って情報を掴む事が出来た。そして、マスターは事のあらましをゆっくりと話し始めた。
「昔、この国は闘い好きな国として有名だった。日々が決闘決闘の繰り返しで、何人もの血が流れていた。それは数十年も続いた。でも、今から数年前一人の青年が現れて争いは、不毛で意味の無いものだと言った。けどな、そんな言葉信じる奴何ていなかったんだよ。誰もが闘う事は普通だと思っていたからな。そしたら、青年は不思議な力を使って、俺たち民間人を脅したんだ。それからというもの、旅人は訪れなくなるし、誰も外へ出ようとしないから・・・今日は珍しいんだ。外が、こんなにも騒がしいのは。本当に感謝するよ」
マスターは、一旦溜息をついてまた話し始めた。
「奴等は、夢を追う者に異様なまでに興味を示している。何の目的なのか調べようとした捕らえられた夢追い人は、ことごとく殺された。夢追い人だけじゃない。旅人さえも殺された。だから、アンタ等は俺らにとって救世主として考えてもいい程なんだ」
夢追い人が、救世主・・・? その考えは間違ってるね。そんな生易しい職業なんてしていたくないよ。
「おっさんは、オレ等に助けて欲しいんだろ?」
「俺は、どうでもいいよ。只もう誰にも死んで欲しくないだけさ」
深く息を吐いた僕は、立ち上がって酒場を静かに出ようとする。
「おい、何してんだよ」
「リョクは、おっさんと居て。外にいる下種を潰してくる・・・」
「無茶すんなよ」
「僕を誰だと思ってる?」
振り向いた僕の目は、完全にいつもとは違うものを放っていた。
それは、鋭い殺意。酒場を出た僕の眼界に広がる世界は、快楽を味わうためだけのものに感じた。
「残虐に骨の髄まで殺し尽くしてあげるよこの僕が・・・」
手加減なんてしないよ。ちゃんと忠告してあげたからね。
「覚悟が出来てる人から来なよ」
僕は、武器一つまだ手にしていない。覚悟なんて、そんなすぐに出来るものじゃないのに、奴らは向かってくる。全く・・・。
飽きらめモードに入った僕は、止む終えなく「雪の人」を抜いて真っ向から向かってくる三人を仕留めた。すると、騒ぎに巻き込まれた民間人の子供が悲鳴を上げて、親にすがっている。そんな光景を潰そうとした奴の腹を短刀「血塊」で突き刺した。僕の手は、もう血に塗られている。
「弱いね。もう全員で来なよ、僕は余裕だから」
挑発に軽々乗ってくれた男女十数名を僕は、銃弾を差し替えた「雪の人」で連続に殺していく。多分、普通の人の目には見えない速さで。
バタバタと倒れていく奴等を見下ろしていると、あの青年が僕の前に訪れた。何か、とても嫌な予感がする。
「さすが、持つべきものは遺伝子ですね」
「旅をする者なら、こういう事を想定しないといけないと思いますよ」
青年は、隠し持っていたナイフを僕へ見せ付けた。
「それで僕をどうにかするんですか?」
「いえ、これは貴方の気を引くためですよ」
いつの間にか僕はまた、囲まれていた。超最悪。こうなると、そろそろ新しい武器が欲しくなる。そう思ったら、酒場からリョクが楽しそうに鼻歌を歌いながら、僕の周りにいる奴等をなぎ払った。
「大丈夫かあ?」
「何とか、ね」
そう言った僕の左腕にナイフが刺さった。
「余所見はいけませんよ」
結構深く刺さったナイフを勢いよく抜くと、傷口から鮮血が溢れてくる。
「余所見してるわけじゃなかったんだけど・・・・」
そろそろ僕の余裕も尽きる・・かな。
「リョク!!」
「何だ!!」
「無事を願う」
「・・・お前も」
リョクは、周りにいる民間人を連れて酒場に戻った。
「注意事項第一項.夢追い人の昔の名称は殺し屋又は、壊し屋」
僕は、怒りに溺れた昔の姿を記憶から呼び覚まして不吉に笑った。
青年は、その姿に一歩後ずさって逃げようとする。でも、それを許さない僕は、短刀「血塊」を青年の右腕に刺して抜く。その間に背後からは、青年の仲間が僕を攻撃してくるから、それを「雪の人」で終わりにさせてしまう事は出来る。
「目障りなんだよ・・・遺伝子とか五月蝿い」
僕の怒りは、静かに青年の命の長さを短くさせてしまう・・・・? それは、良い事・・・? 昔の幻影辿って楽しい・・・・・・・・?
違う。そんな事望んではいない。いや、望まない。
「雪の人」を腰に吊るしたホルスターにしまった僕は、青年から一歩下がり、踵を返した。
「急ぐ旅じゃないから、いつでも相手してあげるけど、今日はキミもゆっくり休みなよ」
「そうはいかないのですが、仕方ないですね。推古=レキ、貴方に従いましょう」
青年は、僕を囲んでいた奴等を連れて何処かへ歩いて行った。通りは、いつも通りの光景が戻ってきた。酒場に戻った僕を歓迎してくれたのは、マスターだけ。
「マスター、阿呆リョクは?」
言葉を発する代わりに、マスターは指を差した。その方向には、数人の女性に囲まれて良い気分になっている阿呆の姿が見えた。僕が頑張っている最中、何してんのさ・・なんて思って溜息をつくと左右のイスに男が座った。嫌な予感。
「キミ、名前なんてーの?」
予感的中ってやつ?
「・・・レキ」
「女の子なのに、旅とか大変なんじゃねー?」
ああ、これはいつも通り殴れる状況じゃないのかな。マスターなんか、ニヤニヤ笑ってるし。僕、そんなに間違えられるっけ?
というか、正直言ってこういうの慣れないから・・・どうしても・・・。
『ってえええええええええええええええええええええええっ!!!!!!!!!』
僕の両側に座っていた男の腕を、ありえない方へ捻じ曲げた僕は酒場から出て行こうと決めた。だって、僕にこんな場所似合わないから。
「マスター!!」
「おう」
「1時間後に戻って来ます」
「しっかり戻って来いよー」
僕は、酒場を出た理由は、僕たちを捕まえた奴等の情報収入って所かな。
ただ・・・普通の人には聞けないんだなあ・・コレが。
ちょっとヤバイ職業に就いてる人に聞かないといけないんだけど、この国にいるのかな。知り合いに、凄いヤバ目な人がいるんだけど、簡単に会えるわけでもないし。
適当に、歩いていれば見つかるか。僕は、通りの横道へ入った。そこに、ちょっとヤバ目な男を見つけて
「こんにちはー」
軽く声を掛ける。すると、
「あぁ?」
帰って来るのは返事らしくない返事と、威嚇してくる目。僕は「雪の人」を男の眉間に当てて、にっこり微笑んで、
「命が尽きるまであと何秒持つだろうね♪」
男は、その場に座り込んでゆっくりと後ろへ後退しようとするけど、僕がゆっくりと前進するせいで何の変わりも得ていない。何で人間って馬鹿なんだろうか。
「色々聞きたい事あるんだけど、キミのアジトに連れてってくれない?」
「そ、それは、だ、駄目だ!!」
舌打ちして、目付きを変えた僕を直視した男は、サッと立ち上がり
「この国のことなら、兄貴に聞いた方が手っ取り早いっス!!!!!」
何だ、言葉分かってるんじゃんか。表情を元に戻した僕は、男に連れられて横道をどんどん奥へと進んで行った。
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